驚いた高齢者の洋服のセンス
ホームセンター店内でのこと。
前方から歩いてくるお客さん。
いや通行人。
失礼ながら凝視してしまいました。
たまに見かける、奇抜な洋服を着られてる方いますよね。
その方がそうだったんですよ。
それは、真っ赤なミニスカート。
膝上15、20cmはあったかな。
上着はピンク地に、いちごの大きな模様がいくつも入ったもの。
白髪で背中が曲がっている姿だったので、高齢者というのは一目でわかりました。
凝視してしまったのよ。
私だけでなく他の方も一点集中。
やはり珍しいですよね。
小学生だったなら、「あら可愛い」となるけど。
そこで思ったのは、このシニアの方のクローゼットの中、タンスの中は?
どんな洋服が詰まっているのだろう。
同じようなミニスカートを多く持っているのだろうか。
それとも可愛らしいピンク色で埋まっているのか。
気になってしょうがない。
それに、何の仕事をされて人生を送ってきたのだろうか。
どんな家に住み、どのような家族構成、毎日どんな生活を。
気になるわ。
奇抜なアニメファッションのオヤジ
以前、アニメのキャンディキャンディのコスチュームを着てる人を見かけた。
颯爽と自転車で走るおじさんだ。
顔は満面の笑み。
楽しくてしょうがない様子。
注目されてるのが快感かもしれない。
昔、頻繁に見かけたので、名物おじさんだ。
金髪のくるくる髪のかつらに、大きなリボンが付いてるのよ。
可愛いキャンディャンディ。
フリフリのスカートワンピースを着てね。
リボンが大きい。
化粧もしてたかな、そこはよく覚えてないけど。
とにかく楽しそうに、ガニ股で自転車こいでたわ。
もしかして、サラリーマンだったのかも。
ごめんよキャンディ。
人の視線を気にしないファッション道
その高齢女性の方は、注目されるのが目的ではないと思うが。
しかし、驚きましたね。
周りを気にしない、人の視線なんて意に介さずか。
何かのアニメの衣装ではない、と思う。
足にはスニーカーだったかな。
歩き方はシャキシャキしてました。
他人の目ばかり気にして、楽しい人生は送れませんよ。
そんな感じがひしひしと。
まさかお節介なおじいさんが近づいて、口撃することもないだろう。
たぶん。
ここまで突き抜けると、彼女には彼女の人生があるのよ。
と納得してしまう。
高齢者も若者も今が過去の結果
個々の人生の集大成が現状よ。
人にはそれぞれの人生があって、今がある。
ちなみにその真っ赤なミニスカートは、ひだスカート。
写真を撮りたかったけど、それはさすがに失礼よね。
痛い洋服というより、ここまでくれば突き抜けててあっぱれだわと。
他の洋服ファッションを見てみたい、家の中は片付いているのかしら。
何で生計を立てているの、家族構成はどうなってるのか。
逆にとっても素敵な洋服、コーディネートが目に止まる人も同じ。
他の洋服も見てみたい。
どんなインテリアを持っているのか。
そして部屋の中は綺麗に片付いているのかと。
片付けはとても気になる性分なので。
ファッションにはその人の人生が見えるかも
服装というのは、その人の人生や考えを反映していると思う。
顔も歩いてきた人生が現れる、とはよく言われるけど。
仕事の面接の時に、紺色や黒のスーツで自分を消して受ける。
会社側はそれで判断するわけで、難しいでしょ。
面接の答えなんて、どんなにでもごまかせる。
突き抜けたファッションは難しいね、勇気がいる。
他人の目を気にしない、そんな根性も勇気もない。
でもね素敵なファッションねとは思われたい。
奇抜なファッションねと思われるよりも。
年齢とともに、似合う服と似合わない服は明らかにあると思う。
顔が明るく見えるファッションを選ぶ。
薄暗く陰気に貧相に年寄りオーラ満載で、力なく見えるのは避けたいのよ。
大きな姿見の前で合わせて見る。
「おっ、似合ってるじゃん」顔が一瞬明るくなる。
そんな服、ファッションを楽しむシニアです。
その衣装、処分するのはちょっと待って
真っ赤なミニスカートを着る勇気は0%です。
少なくとも外出時にはね。
家の中で着るには楽しいかも。
昔ダンスをやってた人が、今はやらないからと衣装を処分する。
でも、オーダーで作った衣装よ、とても気に入ってるの。
えーい、家の中で着よう。
踊りながら掃除をすると、あら楽しいわ。
人生楽しけりゃいいのよ。
少しでもワクワクする時間は、顔の表情も明るくするから。
お帰りの際にはクリックしてね
