90歳の億万長者のお片付けを、手伝いに行きました。
前回のお話はこちらです↓
片付け手伝い先の、億万長者から言われた一言
億万長者の大量の衣類
洋服は、タンスの中押入れの中と大量にある。
ブランド物もたくさんありました。
そして、たくさんいただきました。
でもね、サイズが2サイズほど違うので。
ぴったりのサイズではないのよ、残念ながら。
それにまた傷みが酷いものも。
ギューギュー詰め状態。
中には半世紀50年以上経ってるものも、ざらにありそう。
「これは新しいのよ、最近買ったのよ」
でもね、90歳なので数十年前の話。
どれも痛みが激しい衣類
シャネルのジャケットは、ボタンが取れ、裏地はほころび。
そして、シミがあちこちに。
傷んでいてもブランドもの。
いただきましたが、サイズが大きいので体に沿わないし残念。
他にも色々と、有名デザイナーの洋服をいただきましたが。
サイズが合わないので、何着も内緒で売りました。
最近買ったばかりのコートを見ましたが。
数十万円のコートよ。
素晴らしいの。
それが欲しかったわ。
何一つ捨てられない性格
とにかく捨てられない。
輪ゴムもペットボトルのキャップもチラシも捨てられない。
洋服なんて、さらに捨てられないの。
1枚も処分できない。
処分できなのであれば、私がもらって帰り、処分しようと。
何袋も持ち帰り。
その時はもらって着ます、との前提ですよ。
その後に、人に譲るもの、売るもの、処分するもの。
その洋服たち、エネルギーがないものは一気に処分。
数十年前、50年以前の衣類も大量にあったと思う。
だって90歳ですから。
億万長者もクリーニング代を節約か
クリーニングに出した形跡なしで、収納してあるもの。
もう、シミだらけで綻びだらけね。
スナップやホックなど錆び付いてるし。
多分汗かいて、そのまま収納でしょうか。
クリーニングに出さないまま収納。
そういう性格なのでしょう。
億万長者なのに。
クリーニング代を節約していたのね。
逆に当時私は、クリーニングにガンガン出していましたから。
これが、私が億万長者になれない原因なのね。
いや、違うだろ。
頂いた洋服は何着残っているのか
何袋もお持ち帰りしたのですが。
今現在、何着残っているだろうか。
ちょっと気になって、改めて調べてみた。
えっ、嘘でしょ。
なんとたった一枚のみ。
それもサイズ変えてリフォームしたスカートだけよ。
笑っちゃう。
もらったエルメスのスカーフも人に譲ったし。
三宅一生のカーディガンどうしたっけ?
布の資源処理日に出したっけ。
チーン。
いや、思い出しました。
もう一枚バーバリーのゴルフ用のキュロットスカートがある。
縫製も柄合わせも一流品ですよ。
さすがバーバリーです。
これですよ。
90歳の億万長者は、ゴルフも楽しんでたみたいです。
でも、私の膝小僧が出る長さなので、外出時には着ませんよ。
シニアになって、膝小僧を出すのは止めよう。
恥ずかしいわ、傷だらけの膝小僧。
近くにゴルフのレッスン場がありますが。
機会があれば、そこで着ましょう。
嘘です。
贅沢に使う金の余裕は、ありません。
いろいろと勧められた洋服
喪服もいるならどうぞと言われたけど、着ないのでお断りしました。
すごい上等の生地、というのは一目でわかりましたが。
カシミヤ100%のコートもいただいたけど。
大きくて、サイズ変更のリフォームをしました。
あれ、どこにやったっけ?
そうだ、布の資源処理日に出したっけ。
チーン。
着るとなんだか暗い気持ちになったコート。
なぜだろうか。
リフォームしなければ、売れたと思う。
ある子供の発言に同感する
孤児院の子供の気持ち。
どれもこれもお下がりだらけ、誰かが着た洋服。
何十枚ものお下がりの洋服よりも、
「一枚の新品の洋服が欲しい」と。
あっ、それ実感しましたよ。
本当に、それ。
何十年前のブランドの着古した服よりも。
新品の洋服が欲しいのよ、買いたいのよね。
腐った鯛よりも、釣れたてのイワシがいいわ。
そんな感じかな。
例えが、シニアだね。
それと、シャネルのハンガーは今も使っています。
では、楽しい1日を♪
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