90歳の億万長者のお片づけ、詐欺と心配した銀行が警護する

2023/06/14

★片付け・捨て活

 

「90歳の億万長者のお片づけの話」の以前の記事はこちら↓

1.片付け手伝い先の、億万長者から言われた一言

90歳、億万長者の身辺整理

一等地のマンションに住む億万長者のご老人。

当時は90歳、頭はしっかりはっきりしてました。

それで、身体が心配とのこと。

いつ何時何が起こるかわからない。

かなりのお年ですからね。


税理士の方から、「そろそろ身辺整理をされたらどうですか」

と言われたらしい。

それで、不動産を処分。

貯蓄は、一つの銀行にまとめたと話してました。

住んでるマンションは、その時にはまだ売却してませんでしたね。

詐欺を疑われ、ゆうちょ銀行が警護に

ゆうちょを解約し全ての貯金をおろして他の銀行へ。

かなりの額があったらしい。

多額の現金を持って、他の銀行へ持参すると話す。

すると、ゆうちょ銀行の方から、根掘り葉掘り尋ねられ。

多額の現金を抱えたままの90歳のご老人。

それも誰も付き添わず他行へ行く。

さすがにゆうちょ銀行の人たちは心配。

だって詐欺に騙されてるかもしれないし。


タクシーで行くと言うが。

ちょっと待って。

お送りしますよと。

郵便局の職員が車に乗せて、他行の銀行へ連れて行ってくれたそうだ。

多額の現金を抱えた90歳の老婆ですよ。

多分8桁ですね。

そりゃ心配しますよね。

そして他行に着き、そこの銀行員と話をし、安心して帰って行ったとのこと。

銀行はここまでしてくれる驚きの待遇

普通そこまで、ゆうちょはしないだろうに。

ご親切に心配してくれたのですね。

相当の大金だった模様。

ふむふむ、いったいいくらだったのか?

知らんけど。


銀行からは、担当の職員からご機嫌伺いの電話がかかってくる。

たまに来訪も。

大切な大口顧客ですからね。

電話で風邪をひいたと話したら、すぐに風邪薬持参で来訪。

銀行員もそこまでするんですね。

私が片付けを手伝っている最中に来ましたよ。

ピンポーン。

知らんかった。

風邪薬

押入れの中にあるもの

天袋開く、そこに収納しているバッグ類。

これいらない?

あれいらない?

と聞かれるんですが。

どれも古くて痛みが酷いもの。

もうすでに何十年も経っているのだろう。

皮が剥げて、ボロボロだったりね。

ボロボロのバッグは、いらないわね。


ギューギュー詰め状態。

出てくるものは、古くて使用できないくらい傷んでいる。

その中には、半世紀50年以上経ってるものもざらにありそう。

使い古しの物でいっぱい

お布団、座布団、カバー類にタオル類。

それらが押入れの中にいっぱい。

声がかかる。

シーツいらない?

タオルいらない?

カバーいらない?

布団いらない?

あなたにあげるわよ。

その度に確認しに行く私。


ちょうどシーツが欲しかった、新しいバスタオルも。

それで、見に行ってがっかり。

全て使い古しでした。

箱入りの新品を想像していた私。

このような高級バスタオルね

ところが、自分の使い古しのバスタオルやシーツを勧める。

その心境が私には、理解できなかったが。

つまり、使い古しでも喜ぶだろう、下々の者は。

そんな気持ちなのだろうか。

何一つ捨てられないからなのか。


それに我が家では、長さも色もデザインも肌触りも気にするのよ。

そこにこだわりがあるのだよ。

我が家のティーカップとそっくり

私が持っている食器と、すごく良く似たティーカップがあった。

それ私の持っているカップと似ている、と言ったら。

「これは5万円もするのよ!」と強い声が。

あなたが、5万円もするカップを持ってるわけないでしょ、ってか。

そんな感じよね。

これは、思い過ごしではないと思うよ。


「そうですね、だいぶ柄が違うみたい」とフォローしましたわ。

事実は、そっくりだったけど。

相手は90歳の老人ですから。

そこそこ、ご機嫌を取らなきゃ。


金持ちは、負けず嫌いでしょ。

私は金持ちなのよ、お黙り。

バスタオルを断った時も不機嫌になったし。

もらえるだけありがたいでしょう、て感じか。

ほどほどにお相手をして。


90歳ともなれば、気難しくもなるだろう。

いや、高齢となればですね。

それにお金持ちであれば、なおさらのこと。

周りからチヤホヤされて当然。

前記した通り、銀行員もぺこぺこですからね。

私にペコペコするのは、不二家のペコちゃん人形くらいだわ。

では、楽しい1日を♪
にほんブログ村 ファッションブログへにほんブログ村 シニア日記ブログへ ライフスタイルランキング

QooQ